敏感な子(HSC)
未熟児で生まれたものの、
身体的には健康に育ったわたし。
ただ、他の子より少しだけ
敏感な子どもだった。
例えば、
タイツを履くと痒くなってしまう。
母はアトピーと疑ったが
検査結果は異常はなかった。
それでもわたしが嫌がるので
タイツを履くことはあまりなかった。
(母は女の子なので
可愛い格好をさせたかったようだ)
それから、時々
部屋の電気を眩しく感じてしまう。
それまで普通に過ごしていても
なぜか急に眩しく感じて
「まぶしい!電気消して!」
と母に訴えることもあった。
しかし、それも目には異常はなかった。
他の子よりも少しだけ
敏感な子どもだったのだと思う。
そんな子どものことを
今ではHSC
(Highly Sensitive Children)
というらしい。
人一倍敏感な子
という意味で、
おそらくわたしの幼少期だった
90年代前半に
生まれた言葉である。
HSCの子どもは
まわりの子に比べると
大人びていていわゆる「いい子」だったり
五感が鋭かったり
物事に対して慎重だったりする。
これは生まれ持った性格で
病気ではなく
5人に1人くらいの割合でいるそうだ。
わたしは典型的なHSCだった。
といっても
それで幼少期に多少嫌な思いをしたことはあっても
特別苦労したわけではなかった。
まわりより少しだけ
慎重で引っ込み思案で
良い子だっただけ。
ただ、大人になった今
HSCという言葉を知って
少し気持ちがスッとしたような
ところはある。
自分は人と少し違うな
と思うことはよくあったから。
大人になってからのことはまた
追って書いていくが、
HSCだったことに関しては
特別問題にはならず
その後もまわりと同じペースで
成長していけたのだった。
本日より
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